二十八宿

二十八宿(にじゅうはっしゅく)とは、西洋の黄道12星座にあたる古代中国の天球区分で、天球上での星の位置を表わす事の他に、太陰太陽暦や星占いなどにも利用されます。

この二十八宿は、江戸時代の天文暦学者である渋川春海による貞享(じょうきょう)2年(1685年)の改暦により、インド起源の二十七宿に変わって本暦の暦注に掲載されるようになり、日々の吉凶を占うものとして、広く市民に親しまれるようになります。